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花火について

◆花火の種類
日本では、大きく分け、取り扱いや打ち揚げに免許が必要な大型の打上花火(法令上の用語は煙火)と、
玩具店などで販売され、家庭などで消費される小型のおもちゃ花火(法令上の用語は玩具花火)に分けられる。
法令上は、花火と煙火は異なるものを指すことになるが、煙火という用語は一般的な用語でないため、
本項目内では花火に統一する。日本煙火協会サイト内でも、一般向けの表記は「花火」にほぼ統一されている。


◆打上花火
「玉」とよばれる紙製の球体に「星」とよばれる火薬の玉を詰めて打ち揚げる花火である
。打ち揚げにも火薬を用いる。打ち揚げ時と同時に導火線に点火され、所定の高さに到達すると、
導火線が燃え尽きて玉内部の割火薬に点火されて「玉」が破裂し、「星」が飛散する。
このとき「星」には、光の尾を引きながら燃焼するもの、落下途中で破裂するもの、
色が変化するものなど様々なタイプがある。「玉」の内部に「星」を均一に詰めることが重要であるが、
詳細な技術は花火師の秘伝とされる。

一般的に、日本や中国などアジアの打上花火は、打ち揚げ時に光が同心円状に広がるものが多く、
花火玉そのものの形も球形をしている。これに対し、日本国外(特に欧米諸国)の花火は打ち揚げても円状にはならず
、花火そのものの形も円筒形をしている。円筒形の花火は、球形に比べ、火薬量などを増やすことができ、
華やかな光や色を出すことが可能であるが、破裂途中で色の変化をさせることは困難だとされる。かつて、
日本の花火も同心円状に広がるものの製造は困難で、一部の武家花火師のみの秘伝とされていたといわれるが、
明治期に鍵屋十二代目弥兵衛が技術を取得し、以後、円形の花火が多く作られるようになったとされる。

日本と欧米の花火球の形の違いの理由は、昔、日本では河川で打ち上げて、
観客はあらゆる方向から観賞していたため立体的に発光しなければならなかったのに対し、
ヨーロッパでは、貴族の館など建物の裏から打ち上げていて、観客は一定方向からしか見なかったため、
平面的な発光でもよかった、というのが理由とされる。

打上花火は「割物」、「ポカ物」、「型物」などに分類される。

「割物」は代表的な打上花火で、破裂したときに星が球状に飛散するものである。
中でも星が菊の花のように尾を引いて広がるものを「菊物」、尾を引かないものを牡丹に喩えて「ボタン物」とよぶ
。また、二重の球状に広がるものを「芯物」という。
「ポカ物」は星が飛散しないもので、ランダムな方向に星が飛んでいく「蜂」などがある。
「型物」は「割物」の変形で、土星などの形に星が飛散するものである。
伝統的に打上花火の「玉」の大きさは寸、尺であらわされる。
直径約6.06cmの二寸玉(2号玉)から直径約60.6cmの二尺玉(20号玉)、
さらに三尺玉(30号玉)、四尺玉(40号玉)まである。二尺玉は直径約500m程度、
世界最大といわれている四尺玉は直径約800m程度まで広がる。ただし、この号数表記は打ち揚げ筒の太さであって、
実際の花火玉の直径はこれよりも若干小さくなる。具体的には、20号玉の直径は60cmではなく約57cmである。

『世界の果てまでイッテQ!』で、直径1kmの花火球を作って打ち上げようとしたものの、打ち上げの途中に自重で落下し、
落ちた水中で爆発する、という失敗に終わった。

代表的な打上花火である「割物」の鑑賞のポイントとして以下のようなものがある。

「玉の座りがしっかりしているか」:玉が昇りつめた点で開いていることを「玉の座りがしっかりしている」という。
きれいに広がるための重要なポイントである。
「盆が取れているか」:星が盆のように真ん丸に見えているか。
「消え口が揃っているか」:星の色が一斉に変化し、一斉に消えているかである。
ただし、わざと消え口をずらしている花火もある。
星がまんべんなく広がり、歯抜けになっていないか。
星の発色が良く、はっきりとした色が出ているか。
さらに、星をどのように配色するかは花火師の個性が発揮される重要なポイントである。


◆仕掛花火
複数の花火を利用するなど作為的に仕掛けを施した花火。

*枠仕掛
 速火線で連結した焔管(えんかん)を、木や鉄パイプ等で文字や絵を型どった枠上に並べて配置し、
点火によって焔管が一斉に燃焼することにより、数分程度文字や絵を浮かび上がらせるもの。
*網仕掛(ナイアガラ)
 速火線で連結した焔管を数~数十メートルに渡り一列に吊し、点火によって焔管から火の粉が一斉に流れ落ちるもの。
一部花火大会では2000mに及ぶものも存在する。ナイアガラ滝から。
*スターマイン
 打上花火の玉や、星、笛等を順序よく配置し、速火線で連結し、次々と連続して打ち揚げるもの。
枠仕掛けの最後に裏打ちとして使用されることもある。主に2号玉(約6cm)から4号玉(約14cm)の玉が用いられる。
*立火仕掛
 星を連発で打ち揚げる「乱玉」、筒に詰めた火薬により火の粉を噴出させる「噴水」(別名「三国」)の二種がある。
「噴水」のうち、手持ちや抱えたまま噴出させるものは「手筒」という。
*車花火
 円盤等の周りに火薬を詰めた筒を配置し、火薬の噴射推進力により円盤を回転させ、火の粉を円状に噴出させるもの。
*流星(龍勢)、ロケット
 竹筒等に火薬を詰めた筒を取り付け、火薬の噴射推進力により、上空へ打ち出すもの。
*ケーブル花火
 ロケットをロープで吊し、火薬の噴射推進力によりロープに沿って走るもの。枠仕掛の点火用に使用されることもある。
*海上自爆
 花火を打ち上げるのではなく、海上に浮かべた筏などの台舟に「玉」を設置し、遠隔操作で点火するものである。
本来、球形に展開する花火が海面上でしか開かず下半分は海面に映ったものとなるが、
遠方から見るとあたかも普通の花火のように見える。湖上でも行われる。近年の遠隔操作技術の向上により、
各地で見られるようになった。

◆おもちゃ花火
*ねずみ花火
 炎を吹き出すタイプのひも状の花火を、円形に組んだもの。
火を点けて炎が吹き出すと重心に対して回転を与える向きの力がかかるため、地面に置かれた場合、
高速に回転してその勢いで地面をはい回る。
円形の炎がシュシュッと音を立ててはい回る様がネズミに喩えられたためにこの名がある。
最後にパンとはじけるような仕掛けを施されたものが一般的。
*コマ花火
 ねずみ花火の応用型で、本体が独楽(こま)状になっている。ねずみ花火よりも高速に回転できるため、
うなるような音を立てて地面上で回転する。
*UFO花火
 コマ花火の応用系。扇風機の様な小型のフィンがついているため回転と同時にフィンに風を受け上昇する。
平らな所に置かないと予想しない方向に飛んだりするので、注意が必要。
*線香花火
 日本の夏の情緒を代表する花火である。こよりや細い竹ひごの先端に火薬を付けた花火。
火を付けると火薬が丸くなり、小さな火花を散らすようになる。燃え方に様々な名前が付いている。
現在でも開発が行われている。最も長く安定させて燃えさせるには45度の角度に傾けた方が良いとも言われている。
*ロケット花火
 打ち揚げ式の花火。瓶などを発射台にする。打ち揚げ後破裂するものと破裂しないものがある。
破裂しない物の場合は打ち揚げ時の大きな音を出すように改良されているものが多い。
*こうもり花火
 基本的にはロケット花火と変わらないが、コウモリのような羽がついており、真上に急上昇、柄が無いなどの特徴がある。
地方によって名称の違いあり。
*パラシュート花火(袋物)
 かつて打上花火として揚げられていたもの。昼花火の一種で、上空で破裂した玉の中に袋が入っており、
万国旗やパラシュートが降りてくる仕組み。電線にひっかかるなどの障害が生じたため、
現在では打上花火としては全く使われず、おもちゃ花火で小さなものが若干生産されているのみである。
1931年に細谷火工(現在ホソヤエンタープライズの名で花火部門が独立)によって製造されたものが始まりとされる。
*発破
 長さ数センチの小型の花火。多くの場合複数の爆竹が導火線によって結びつけられており連続して爆発するようになっている。
花火としての歴史は古く、もっとも古い種類の花火とする説もある。中国系文化圏では、旧正月などを祝うために使われる。
別名、ダイナマイト。
*クラッカー
 長さ10cm程度の小型花火。発破同様、音を楽しむ花火であるが発破とは異なり単体で使用する。
導火線は無く、代わりに筒の先端に有る火薬が導火線の役目を果たしている。点火後5秒程度で破裂する。
*蛇花火
 火をつけるとヘビのように燃えかすが伸びる花火。色は黒。地方によって名称の違いあり。
*煙花火(煙玉)
 球体をしたもの(玉の色はさまざま)。花火の一種。火をつけるとその名のとおり煙を吹く。
殆どが色の付いた煙を出す。もっぱら花火の使われ方より、その特性から悪戯などに使われるのが非常に多い。
地方によって名称の違いあり。
*癇癪玉(かんしゃくだま)
 踏んだり、物に当てたりすると音がなる。パチンコなどで飛ばすことが多い。クラッカーボールと呼ぶ場合もある。
これを大型化したものが、異常時に線路上にセットし、列車が通過すると爆音を発して緊急停止させる信号雷管である。
*紙火薬
 遊戯銃、あるいは陸上競技のスタート用のピストルなどに使用され、火薬部分に打撃が加わると発火し、
火花と破裂音を放つ。小粒な火薬を赤い巻紙に等間隔で配置したものを巻玉火薬、
ミシン目の入った赤色または黄色のシートにやや大きめの火薬を配置したものを平玉火薬と呼ぶ。
大量にまとめて使われる危険性があるため、後述のキャップ火薬の普及により淘汰されつつある。
*キャップ火薬
 主に遊戯銃に使用される、プラスチック製のキャップに紙火薬同様の火薬を詰めたもの。
過剰装てんなどのおそれがなく、紙火薬より取り扱いが容易かつ発火も確実である。特にモデルガンに使用されるものは、
作動を確実にするために厳密に調整されており、価格も高い。種類は、直径5mmと7mmの二種類ある。


◆歴史
紀元前3世紀の中国で爆竹が使用されたのが起源だという説もあるが、最初期の花火は6世紀、
中国で火薬が使われるようになるのとほぼ同時期に作られはじめたと考えられている。
ただし、10世紀まで花火は存在しなかったという主張もあるが、いずれにしても、発明の地は中国であったとされる。
最初期のものは、たとえばロケット花火に似たものを敵陣に打ち込んで火事を起こしたり相手を威嚇したりといった、
武器との区別がはっきりしないものもあった。

ヨーロッパに伝わったのは13世紀以降で、初期のものは祝砲の音を大きくしたり、
煙に色などがつくようにしたものだったと考えられる。
ヨーロッパでの主な生産地はイタリア(当時の東ローマ帝国領内)で、火薬と花火製造がさかんに行われた。
この時代、ヨーロッパの花火は主に王侯貴族のものであり、王の権力を誇示するため
、王が催すイベントなどで揚げられた。ロケットを除く打上花火は、イタリアで開発されたという説もある。

16世紀になるとイングランドで花火の技術が大きく進歩する
。1532年、ヘンリー8世は王室軍隊の花火師を徴用するための規則を定め、戴冠式や王室の結婚式、
誕生日などでテムズ川で水上花火を楽しんだという記録がある。

また17世紀になるとポーランドやスウェーデン、デンマークなどに花火学校が設立され、
体系的な知識を有す専門的な花火師集団が形成されていった。
イングランドのジェームズ1世はデンマークから技術者を招聘し、
娘エリザベスの結婚式を花火で盛大に祝った。また1672年にはウリッジ兵器廠に花火研究所が設立され、
1683年には花火に関するテキストが刊行されるなど、花火技術は漸次発展していったのである。

◆花火の歴史
もと 花火のもとは、古代中国で発明されました。日本での歴史
日本で花火が製造されるようになったのは16世紀の、鉄砲伝来以降です。

幕府の御金改役の後藤庄三郎光次の著作(幕府の儒学者の林羅山とする説もあり) 
とされる駿府政事録という日記・政事録によると、
1613年に徳川家康が駿府城内で外国人の行った花火を見物したというのが、
花火という語で確実に花火が使われたと分かる最も古い記録である。『宮中秘策』
(1741年)、武徳編年集成にも引用されている。
また、古事類苑に、花火の起源や詳細が紹介されており、駿府政事録の記述もある。

1712年(正徳2年)頃出版された和漢三才図会;寺島良安著
(江戸時代の図入り百科事典)には、鼠花火、狼煙花火などが紹介されている。

異説として、1582年4月14日にポルトガル人のイエズス会宣教師が現在の大分県臼杵市にあった聖堂で
花火を使用したという記録(『イエズス会日本年報』『ルイス・フロイス日本史』)


◆花火大会
記録ではっきりわかる最も古い花火大会は、隅田川花火大会(両国川開き)です。
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